床上浸水すると、泥くさい臭いが発生します。
さらに数日経過するとカビが繁殖しカビくさい臭いが発生します。
この場合、浸水した水を抜き取らないと被害が大きくなりますので、早急に水を取り除く事が必要です。

次に除湿と脱出が必要です。除湿は送風(濡れた部材に直接風を当てる)を行うと効果的に除湿を行うことが可能です。

そして脱臭にはオゾンを用います。
オゾンは泥の臭い、カビの臭いを分解するには最適です。
さらに、オゾンはカビ菌そのものを死滅させる効果があります。
つまりオゾンを使うことにより、脱臭と除菌を同時に行うことが可能な為、短期間で復旧することが可能です。

薬剤(殺菌剤や消臭剤)を使いう方法もありますが、
�@せっかく除湿したのに再度含水してしまう。
�A薬剤には残留性の問題がある。
→その点、オゾンは酸素に戻る為、残留性の心配がない。
�B薬剤の場合、構造上、薬剤が噴霧出来ない箇所がある。
→その点、オゾンは気体の為、狭い手の届かない隅々まで行き渡る。
上記事項を考えると、薬剤は効率が悪いと言えます。

一般的に火災で発生する臭気は、アルデヒド類、塩化水素類、芳香族炭化水素類などで構成されております。
この火災臭は微量でも空間に存在すると、人間はニオイを感じてしまいます。
また、ニオイだけではなく、頭痛や吐き気、眼のかゆみなど、様々な症状が現れます。

これは人間の危険予知本能によるもので、火災臭＝焼け死んでしまう、という指令が脳から伝達される為であるといわれております。
その為、微量でも火災のニオイが残るとクレームになります。

近年建築物も高機密高断熱化が進みましたので、小さなボヤ程度でも、火災にニオイがいつまでも臭いが残留し、生活に支障を来します。

火災臭の除去には、オゾンが最適です。脱臭したい居室を密閉し、オゾンを燻蒸させるだけ。
短期間で面白いようにニオイが無くなります。
臭いの強さや建物の大きさにもよりますが、半日〜三日目程度で染み込んだ火災臭の除去が可能です。

近年、孤独死の件数が急増しており、社会問題になっております。
死後、数ヶ月経過してから発見される場合もあり、その間腐敗臭となって
室内に充満し、駆体や建材にニオイが染みこみます。
腐敗臭は人間は微量でも存在するとニオイを感じてしまいます。

人間は食べ物を食べる際、嗅覚で腐っているか腐っていないか判別します。
腐っている食べ物を食べると、食中毒などを引き起こしてしまいますので
人間は腐敗臭には敏感に察します。
つまり、室内に微量でも腐敗臭が残っていると人間はニオイを感じてしまいますので 孤独死の起きた現場には、必ず脱臭が必要です。
オゾンは腐敗臭に対しても反応性が良く、しみこんだニオイの分解に優れております。

脱臭したい居室を密閉し、オゾンを燻蒸させるだけ。短期間で面白いようにニオイが無くなります。
臭いの強さや建物の大きさにもよりますが、３日間程度で染み込んニオイの除去が可能です。

一次避難場所となった場合、大人数の避難者の体臭や食べ物の臭気などが
室内に染みこみます。
雑菌なども繁殖する恐れがありますので、脱臭と除菌を行うことが重要です。
オゾンはニオイが染みこんだ駆体や建材などを分解に優れております。
さらに、オゾンは除菌効果もありますので、オゾンを燻蒸することにより脱臭と除菌が同時に行うことが可能です。

在宅介護をしている場合、体臭、いわゆる加齢臭といわれるニオイが室内に染みこみます。
さらに、排泄物のニオイも混ざり合い室内に染みこみますので、非常に不快なニオイになります。
体臭などは定期的に体を拭く、排泄物のニオイはオムツの交換などで解消が出来ますが室内に染みこんだニオイは、簡単には解消することが出来ません。
この場合、オゾンを用いることで、短期間で染みこんだニオイをリセットすることが可能です。
但し、オゾンは有人空間ではご使用になれませんので、一度、短時間退室して頂き数十分オゾンを燻蒸することが可能です。

香料会社、薬品会社などでは、研究段階や製造段階でたくさんの香料や薬品を使用いたします。
その香料や薬品のニオイが強ければ強い程、室内などに染みこみます。
特に香料などは化学結合が強く、換気程度ではほとんどニオイが取れません。
この場合、オゾンを使用することにより、室内に染みこんだニオイを取り除くことが可能になります。

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